こんにちは！キムラユウタ(@yutakimura7)です。
FXでポジポジ病にかかってしまうことは多くのトレーダーさんが経験済みですよね。
では、ポジポジ病とは何なのか。ポジポジ病はFXトレードにおいて、どのような悪影響を及ぼすのか。そして、克服方法は何かを解説していきます。
目次
FXトレードでよく起こるポジポジ病
ポジポジ病ってなに？
ポジポジ病とは常にチャートを見て、常にエントリーをしてしまう、または探してしまう状態のことです。エントリーをしてポジションを持っていることからポジポジ病と言われています。
常にチャートを見て、常にエントリーをすると聞くと、初心者の方はとても優秀なトレーダーのように感じますよね。
でも、これって全くの逆でFXトレードにおいてたくさんエントリーをしてしまうことが負けに繋がるんです。
なぜポジポジ病が負けに繋がるのか
ポジポジ病を発症してしまうと、何回もエントリーをしてしまうんです。
FXはエントリーをすればするほど負けます。自分の売買ルールを１つ作って、それを繰り返すことこそが稼げるトレードの仕方です。
詳しい売買ルールの作り方はこちらから！
ポジポジ病は、どのチャートもエントリーチャンスに見えてきてしまいます。
でもよく考えてみてください。本当にそんなにエントリーチャンスは来るのでしょうか。何回もエントリーをして、毎回勝てるのでしょうか。
答えはノーです。天才トレーダーでない限りそこまで相場を読み解くことはできません。何回も何十回もエントリーをしてしまうことで自ら負ける可能性を上げていっているんです。
そんなにFXが簡単なら、今頃やっているほとんどの人が大金持ちになっています。しかし、現実は5%しか大金持ちになっていない。残りの95%は稼げていません。
この95%の内のほとんどのトレーダーは、ポジポジ病を発症しているケースが多いです。
ポジポジ病が起こってしまう原因
負けを取り戻そうとする
トレードで負けてしまうと、早く取り返さなきゃという気持ちに陥りますよね。
早く取り戻すためには、pipsを取らなければいけない。
pipsを取るためには、エントリーをしなければいけない。
このようなロジックでポジポジ病が発生します。
負けて熱くなる、感情的になるというのはこのことです。取り戻そうと焦る気持ちが逆に稼ぐことから遠ざけてしまっているんです。
稼ぐこととたくさんエントリーをすることはイコールではありません。むしろ、稼ぐためにエントリーを厳選することが大事です。
早く稼ぎたいという心理が働く
いわゆる大衆心理ですよね。
早く稼ぎたい。
だからたくさんエントリーをしなきゃいけないというロジックで発症するわけです。
FXは手っ取り早く稼げるときもありますが、手っ取り早く稼ぐと手っ取り早く負けてしまうことがほとんどです。
ゆっくりと資金を増やしていくイメージを持って、余裕を持ってトレードすることが大事です。
なにもしてないと不安になってしまう
「FXをやっているからには、ポジションを持っていないと落ち着かない」というトレーダーに発症しがちです。
FXトレーダーとは、常にチャートを見て、常にエントリーをしていると勝手に思いこんでしまっているんです。
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットは「いい投資ほど暇である」と言っています。
つまり、そんなにエントリーチャンスはあるはずがないんです。
自分は絶対に正しいと思っている
自分のエントリーは絶対に間違っていない、相場は自分の思った方向に動くものだと勝手な自己都合を持っているトレーダーにも発症します。
自分が正しいと思い込んでいるから、エントリーをすればするほと稼げると勘違いを起こしてしまっているんです。
常に正しいのは相場です。損切りやロスカットにかかってしまったらあなたが間違っていたんです。
そして、相場を完全に理解することはできなく、間違うことは当たり前というマインドを持つことが大事です。
ポジポジ病を克服するためには
損切りは当たり前だと理解する
FXをやっている以上、損切りは絶対にしなければいけません。エントリーをするたびに、勝つトレーダーなんていないです。
むしろ、損切りがうまいトレーダーが稼げるんです。
これを理解しておくと、感情的になりづらいですよね。感情的にならないようになれば取り戻そうと焦ることはなくなります。
1日のトレード回数を決めてしまう
ポジポジ病とは、何回もエントリーをしてしまうことなのでそもそものトレード回数を自分であらかじめ決めておくことは効果的です。
例えば、1日3回までしかトレードをしないと決めるとします。勝っても負けても3回までです。すると、ポジポジ病を克服することができますよね。
チャートを見る回数を減らす
そもそもチャートを見る回数を減らしてしまうことでポジポジ病を克服します。
タバコを吸わないために、タバコを買わないのと同じような感覚です。
そもそもの原因を取り除いてしまうんです。
1日のチャートを見る回数や時間帯を自分であらかじめ決めておくことで無駄なエントリーをしてしまう危険性を低くします。
趣味に没頭してみる
趣味に没頭してFXのことを考えている時間を減らすことが効果的です。
ポジポジ病になってしまうのは、常にFXのことを考えてしまっているということが原因でもあります。
FXのことを常に考えてるからと言って勝てるわけではありません。むしろ、勝てる投資ほど暇なものなんです。
趣味に没頭するということは、自分の好きなことに時間を大きく使えるわけです。その方が人生的にも豊かになりますし、結果的にそれがFXトレーダーとしての成功に大きく近づきます。
他の収入源を得る
他の収入源を得ることによって、精神的に余裕を持たせることが効果的です。
どうしてもFXだけだと、負けた時にダメージは大きいですよね。
しかし、毎月安定的な収入が見込める経済状況であれば、FXで負けが続いてしまったとしてもある程度メンタルに余裕が出てきます。
例えば、サラリーマンと両立してみることやなにか他の副業を探して始めてみてもいいですよね。少し難易度が高いですが、不動産を買ってみるのもオススメですよ。
まとめ
ポジポジ病は資金を失う大きな原因になります。克服する方法としては「損切は当たり前と理解する」「１日のトレード回数、チャートを見る回数を制限する」「趣味に没頭する」「他の収入源を得る」です。
ポジポジ病は誰でも克服することができます。そして、克服することができたら大きな一歩になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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